働きたくないけどお金は欲しい 遠藤洋 著

今の自分にぴったりなタイトルの本を見つけたので読んでみた。

その名も「働きたくないけどお金は欲しい」。

お金の正体や「働く」ということについて書かれていて、とても面白かった。

 

「働かずにお金を得る」を実現するには?

まずこの本の大前提として、「仕事=お客さんを喜ばせること」というものがある。

そして「収入=相手に与えた喜びの量×喜ばせた相手の数」となる。

 

ではこの本のタイトルである、「働きたくなけどお金は欲しい」を実現するにはどうすればいいのか?

 

その答えは、自分が働かなくても他人を喜ばすことができればいいのだ。

 

すでにあるものに「便乗」する

世の中には、誰かをもう喜ばせているサービスや商品がたくさんある。

そういったサービスや商品を提供している会社には、優秀な人材がいるものだ。

 

そういった会社に投資をすることで、その会社にいる従業員に働いてもらって、間接的に世の中に価値提供ができる、というのがこの本の本筋だ。

簡単に言うと、世の中を良くしている会社に資本提供することで、間接的にたくさんの人を喜ばせる、ということができるのが投資というわけだ。

 

消費者は「価格」を見るが、投資家は「価値」を見る

本書では一般消費者と、投資家のお金に対する感覚の違いも解説されている。

 

商品やサービスには、「価格」と「価値」がある。

「価格」というのはその商品・サービスを手に入れるために必要なお金。

「価値」はお金を払うことによって手に入るものだ。

 

一般的な消費者は「価格」を見て高いか安いかを決めている。

例えば、30%OFFとなっていたら安く感じるし、100万円は高く感じる。

だから安いからと言って粗悪品を買ってしまったり、高いからと言って自分にとって価値のあるものを買わなかったりする。

 

その一方で、投資家と呼ばれる人たちは、「価値」と「価格」の乖離を見ている。

すなわち、「価格」は問題ではないのだ。

例え100万円でも、価格以上に価値があると思えばそれは「安い」し、100円だったとしても価格以上の価値がないと思えばそれは「高い」ということになる。

 

見ているポイントが違うのだ。

 

まとめ

本書を読んで、「働かずにお金を得る」ということは可能だと感じた。

でもそれは決して楽をする、ということではなく、投資などを通して社会貢献することなのだ、ということに気が付かされた。

お金に関する価値観についても、学ぶところの多いいい本だった。

お金から自由になりたいという方にはおすすめの本である。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

本名:日髙 勇太(ひだか ゆうた) 1985年2月17日生まれ。32歳。 2009年…24歳の時に初めて入社した会社で、自らの無価値感・無力感に絶望したことをきっかけに心理学に興味を持ち始める。 その後精神的につぶれてしまい、その会社を退職。 自分は社会不適合者であると、自分を責める日々をしばらく送ることになる。 2017年2月から立花岳志・大塚あやこ夫妻が主催する、ツナゲル・ライフ・インテグレーション(TLI)講座を受講。 これまでの生きづらさ、これからの生き方について学びを深める。 同年6月、岡部明美・立花岳志・大塚あやこのトリプル講師陣による3days湘南ワークショップに参加。 これらの学びの中で、心のことに携わる活動をしていきたいと思うようになる。 現在、心理カウンセラー・ブロガーとしてブログ「アビスの果てに」にて心のこと、思うこと、グルメ情報などを発信しながら、心のことに関わる活動の準備を進めている。