「箱」に入っていると ー自分の小さな「箱」から脱出する方法ー

「自分の小さな『箱』から脱出する方法」という本は、とても素晴らしい本です。

僕は2011年頃はじめてこの本を読んで、その考え方に衝撃を受けました。

この本で書かれていることを心から理解して実践することができれば、人間関係の諸問題はなくなる、と感じました。

 

人はだれでも「箱」に入っている

本書では、「『箱』に入っている」「『箱』の外に出ている」という表現が使われています。

この「箱」の外にいるのか、中にいるのかが、周囲の人達との関係性に大きな影響を与えています。

それはただ単に人間関係の問題というだけではなく、会社であれば、その会社の業績にまでとても大きな影響を与えているのです。

 

ごくごく簡単に言うと、「箱に入っている」と周りの人を物や邪魔な存在・脅威としか見ることができず、他人のニーズ・怖れは自分のそれと比べて些細なことである、という世界観に陥ります。

人は、相手が自分のことをどう感じているのかを敏感に察知するので、その結果人間関係がギスギスしたものになってしまうのです。

 

反対に、「箱から出ている」状態でいると、他人を人として尊重することができ、他人をあるがままの姿で見ることができます。

人はあるがままの自分を認めてもらえると、さらなる能力を発揮できます。

頭の切れる人は更に頭を働かせ、スキルを持った人はさらにスキルを発揮し、よくはたらく人はもっとよくはたらくようになります。

相手の熱意や創造性を掻き立てられるようになるのです。

その結果、お互いを尊重した素晴らしい人間関係を築けるようになるのです。

 

  • 箱に入った状態→自分が世界の中心
  • 箱から出た状態→自分は世界の一部

という世界観で物事を見る、とも言えます。

 

このとき重要なのは、誰でも「箱」の中に入る可能性があるということです。

それはどんな人格者でも成功者でもです。

むしろほとんどの人が多くの時間を「箱」に入った状態で過ごしているのではないでしょうか?

それだけ、この「箱」の問題はありふれたものなのです。

 

大切なのは、「箱から出ている」状態を自分で意識して作り出せるようになること。

このことを知らずに、ただなんとなく人と接していたら他人に振り回される人生を選択することになってしまいます。

その道程は平坦なものではありませんが、箱から出ることができるようになるとあなたの人生は間違いなく今よりも豊かなものになります。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

本名:日髙 勇太(ひだか ゆうた) 1985年2月17日生まれ。32歳。 2009年…24歳の時に初めて入社した会社で、自らの無価値感・無力感に絶望したことをきっかけに心理学に興味を持ち始める。 その後精神的につぶれてしまい、その会社を退職。 自分は社会不適合者であると、自分を責める日々をしばらく送ることになる。 2017年2月から立花岳志・大塚あやこ夫妻が主催する、ツナゲル・ライフ・インテグレーション(TLI)講座を受講。 これまでの生きづらさ、これからの生き方について学びを深める。 同年6月、岡部明美・立花岳志・大塚あやこのトリプル講師陣による3days湘南ワークショップに参加。 これらの学びの中で、心のことに携わる活動をしていきたいと思うようになる。 現在、心理カウンセラー・ブロガーとしてブログ「アビスの果てに」にて心のこと、思うこと、グルメ情報などを発信しながら、心のことに関わる活動の準備を進めている。