他人を見てイライラする時は投影をしているのかもしれないという話

今日は「投影」という心の働きについて書いてみたいと思います。

 

他人は自分の心を映す鏡

人はそれぞれ、他人に自分の心・世界観を投影してみています。

例えば、他人に対して「あの人無愛想だな」と思うのであれば自分にも無愛想な部分があるし、

逆に「あの人めっちゃ素敵だな〜」と思うのであれば、自分の中にもその素敵な部分があるのです。

 

なんでそうなってるの?と聞かれても、今の僕にはそういう仕組だからとしか言えません笑

勉強不足です(汗)

 

嫌いな自分を認識した時不快感を感じる

ところで、人は自分の嫌いな部分をなかったことにしたり、無理やり抑えつけたりして外からはわからないように装うことがあります。

このことを「抑圧」といいます。

 

例えば、本当は自分の中にわがままな自分がいることを感じている。

でもわがままな自分でいると周りから嫌われると思っているので、そのわがままな部分を無理やり心の奥深くに押し込めてしまっているとします。

 

心の奥深くに押し込めたとしても、そのわがままな部分はなくなったわけではなく確かに自分の中に存在します。

 

その状態の時に、もしも目の前にわがまま放題する人が現れたとすると心が激しく反応します。

それもこの「投影」の仕組みを知らないでいると、わけもわからないくらい激しく反応します。

 

それはその目の前のわがまま放題している人を見ていると、自分の中にもわがまま放題したいという心があることを認識せざるを得ないから。

けどわがまま放題してしまうと何か問題が起こると信じているので、その部分が自分の中にあると認める訳にはいかない。

このようにして、心のなかで葛藤が起きて激しい動揺が起きるのです。

 

僕は仕事が出来ない人・やる気がない人を見るとイライラする

僕の場合、仕事ができない人・やる気がない人を見るとイライラします苦笑

それは僕が自分の中に役に立たない自分、やる気がない自分を抑圧しているから起きる感情なのです。

・役に立たないと愛されない

・やる気を出さないと愛されない

という信念が自分の中にあるので、役立たずの自分・やる気のない自分が自分の中にあっては困るのです。

 

投影によってイライラするのは、ある意味同族嫌悪であるとも言えると思います。

自分も同じだからイライラする。

相手が悪いのではなく、ただ目の前の人に見たくない自分を投影して心がざわついているだけなのです。

 

解決方法は?

投影による心のざわつきを解決するにはどうすればいいのでしょうか?

それは「これは投影である」ということに気付くことに尽きると思います。

 

投影という心の仕組みを知らない状態でいると、「自分をイライラさせる相手が悪いんだ!」となるか「こんなに相手にイライラするなんて自分の性格は悪い」と自分を責めることになります。

その感情の動きが投影によって起きているということがわかれば、ただ自分の中に許せない自分がいて相手の中にその自分を見ているだけなんだということに気がつくことが出来ます。

 

気づいたからと言ってすぐに楽になるとは限りませんが、相手や自分を一方的に責めるよりずっと現実を客観的に見られるようになります。

そして投影に気がつくことが出来れば、その許せない自分をどうするか自分で選択することが出来ます。

 

受け入れられるようになりたいのか、それともこのままでいたいのか。

 

まずは気付くことが最初の一歩だと僕は思っています。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

本名:日髙 勇太(ひだか ゆうた) 1985年2月17日生まれ。32歳。 2009年…24歳の時に初めて入社した会社で、自らの無価値感・無力感に絶望したことをきっかけに心理学に興味を持ち始める。 その後精神的につぶれてしまい、その会社を退職。 自分は社会不適合者であると、自分を責める日々をしばらく送ることになる。 2017年2月から立花岳志・大塚あやこ夫妻が主催する、ツナゲル・ライフ・インテグレーション(TLI)講座を受講。 これまでの生きづらさ、これからの生き方について学びを深める。 同年6月、岡部明美・立花岳志・大塚あやこのトリプル講師陣による3days湘南ワークショップに参加。 これらの学びの中で、心のことに携わる活動をしていきたいと思うようになる。 現在、心理カウンセラー・ブロガーとしてブログ「アビスの果てに」にて心のこと、思うこと、グルメ情報などを発信しながら、心のことに関わる活動の準備を進めている。