憧れからの失望、そして現実との和解へ

あこがれの人に会うと、そのあまりの人間性に触れて失望することがある。

ここで言うあこがれの人というのは、メディアなどの媒体だけを通した姿をもとに自分の中で勝手に作られたハリボテの理想像だ。

自分で勝手に作った理想を求めてその人に会うと、メディアでは見えてこないその人の奥深さを知り、「こんなはずではない!」とこれまた勝手に失望するのだから極めて勝手な話である。

 

 

上記で書いたことは、僕の経験談である。

僕は長年、僕を救ってくれる最高で完璧な人を追い求めていた。

僕のことを完璧に理解してくれ、ありのままを愛してくれ、すべてを許してくれる人を追い求めていた。

そして最高の人生を生きられるように自分を導いて欲しい。

そんなことを真剣に考えていた。

 

 

僕は必死だったのだ。

自分に自信が持てていなかった。

信頼することができなかった。

360°を壁に阻まれ何も見えない気分になっていた。

誰か助けてと思っていた。

 

 

これらの気持ちを否定するつもりはない。

そう思うにはそれだけの理由があるのだ。

でも、やはりどうあがいても他人は他人である。

その人はその人の人生を生きることを第一に考えてしかるべきなのだ。

そんな当たり前のことが今までは見えていなかった。

 

 

自分自身が他でもない自分の最高の理解者になること。

自分が自分をすべて許せる存在になること。

それが出来るのはきっと自分しかいないのだ。

そうすると覚悟を決めた時に現実との和解が始まっていくのではないだろうか。

 

 

 

その人に憧れるには憧れるだけの理由がある。

シンプルに言うとその人のことが好きなのだ。

その好きという気持ちを、これまでは勝手に作った理想像で歪めてしまっていた。

 

自分の人生の責任は自分でとる。

その覚悟が決まった時に、新しい関係性が始まっていくと信じている。

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

本名:日髙 勇太(ひだか ゆうた) 1985年2月17日生まれ。32歳。 2009年…24歳の時に初めて入社した会社で、自らの無価値感・無力感に絶望したことをきっかけに心理学に興味を持ち始める。 その後精神的につぶれてしまい、その会社を退職。 自分は社会不適合者であると、自分を責める日々をしばらく送ることになる。 2017年2月から立花岳志・大塚あやこ夫妻が主催する、ツナゲル・ライフ・インテグレーション(TLI)講座を受講。 これまでの生きづらさ、これからの生き方について学びを深める。 同年6月、岡部明美・立花岳志・大塚あやこのトリプル講師陣による3days湘南ワークショップに参加。 これらの学びの中で、心のことに携わる活動をしていきたいと思うようになる。 現在、心理カウンセラー・ブロガーとしてブログ「アビスの果てに」にて心のこと、思うこと、グルメ情報などを発信しながら、心のことに関わる活動の準備を進めている。